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胃癌とは
胃がんは世界的にも日本人に最も多いがんのひとつです。最近では内視鏡での診断技術が上がり、早期で見つかることが多くなってきました。早期の段階で発見されれば、適切な処置で高率で治す事が出来るようになりました。
胃がんには大きく2種類のタイプがあります。一つは症状が進行すると塊のように大きくなり肝臓に転移しやすい分化型と言われるタイプです。もう一つは、がん細胞がばらけてひろがり、深く浸潤すると線維化といって硬くなり、スキルスがん(硬がん)と呼ばれるもので、胃壁の外まで症状が進行するとおなかの中にがん細胞がばらまかれて腹膜転移を起こしやすくなる未分化型です。
分化型の中にも症状が進行するに従って未分化型に変わってくるもののあります。
胃癌の診断
がんのあるところに潰瘍ができたり、胃炎があったりすると痛みとして感じることがありますが、普通は自覚症状が無い場合が多いです。ですから、できれば年に一度は健康診断でチェックしましょう。早期胃がんで発見できれば、内視鏡でがんのところを焼ききるだけで治すことが可能な場合もあります(後述)。早期胃がんはバリウムに比べて内視鏡でみつかることが多いので、内視鏡でチェックしてもらうほうがよいでしょう。
現在内視鏡診断の技術がとても進んできており、早期の中でも更に小さながんを高率に見つけられるようになってきました。慈恵医大では内視鏡診断部が独立し、高度な技術を持った専門の医師が多数います。内視鏡検査では、がんの深さをより正確に診断するための超音波内視鏡、がんの広がりを微小血管のかたちをみることでより正確に診断するためのNBI内視鏡といった最新の機器を使って診断することで、より正確に胃がんのステージを診断しています。