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| 食道癌とは | 慈恵医大外科での治療と成績 | Q&A |
A1 最近ではセカンドオピニオンといって他の医療者の意見を聞くことができます。当院でもセカンドオピニオン外来があります。ただし、もしセカンドオピニオンを受ける場合には前医からレントゲンや内視鏡検査の結果を借りて受診されることをお勧めします。また、セカンドオピニオンにはあらかじめ外来の予約をとる必要があります。突然来院されても時間の制約があり適切なアドバイスができないことがあるからです。
A2 食道がんの手術は、手技的に難しく患者さんの体への負担も大きい手術です。しかし、麻酔法や手術法の進歩から現在では安全に行える手術になってきました。ここ5年での術後1ヶ月以内の手術に伴う死亡例はありません。ただし、他の手術に比べて危険性は少なくないので、術前、術後の厳重な管理は必要です。
A3 手術の3日前にご入院していただきます。手術は6時間くらいで全身麻酔で行い、手術当日は集中治療室に入ります。翌日外科病棟に帰ります。術後の入院日数は10日程度です。ただし、食道がんは、患者さんの進行度や全身状態が異なるため、若干のバラツキはあります。
A4 手術方法で若干異なりますが、最近行っているHALTSという手術法では、術後1ヶ月以内に約80%の患者さんが仕事に復帰しています。
A5 手術後の抗がん剤や放射線治療を行うかどうかは、がんの進行度によって異なります。手術でがんが取りきれてリンパ節に転移がない場合には抗がん剤などの治療は行いません。しかし、リンパ節に転移があったり、再発の危険性がある場合には、患者さんと相談して抗がん剤などの治療を行います。治療は、抗がん剤の専門医と放射線治療の専門医と共同で行います。ほとんどの場合、外来治療となります。
A6 退院して約3ヶ月は2週間に一回外来通院していただきます。その後は1ヶ月に一回受診していただきます。抗がん剤治療などの補助治療を行う場合には、外来通院の回数は増えます。1年後からは、通常2ヶ月に一回の受診となります。病気が安定していれば、紹介医で診て頂くこともあります。3年以降は半年に一回程度になります。