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ヒトは食事をするとまず、口から食道に食べ物が送られます。その次に胃に入り消化され十二指腸(約20cm)から小腸(約3m弱)へと送られ消化吸収されます。小腸もその終末部では食べ物はもはや完全に便となっていますがこの段階では便はまだ完全に液体です。その後大腸(約1.3〜1.5m)に入り水分が吸収されS状結腸あたりではいわゆる固形の便の形となります。そして、それらは直腸に一旦蓄えられ、あるときに肛門から排出されるのです。大腸癌は消化管の中でも最後の部分の消化管におきるのです。
それゆえ、大腸の中でも癌の発生する場所によって症状が違います。小腸に近い大腸では便が液体のためなかなか症状は出ません。右下腹部にしこりを触れたり、痛み、または貧血などが多いです。出血はしていてもあきらかな排便時出血としてとらえにくいようです。対照的にS状結腸や直腸では腫瘍(癌)によって腸の中が狭くなり便が細くなったり場合によっては完全に通りが悪くなり腸閉塞となりことがあります。また、下血(排便時出血)が見られることが多いようです。もちろん全く症状を呈さない癌も多く、検診の便潜血陽性で見つかることもあります。
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